問題のプール化について

新作問題とプール問題の違い

CBTの問題は大きく新作問題とプール問題に分けられる。
大きな違いは採点されるかされないかであり、新作問題は採点されるが、プール問題は採点されない。
これはCBTが各受験者によって出題される問題が異なるという特殊性による。
出題される問題が違うと、簡単な問題ばかり出題された受験生と、難しい問題ばかり出題された受験生では、当然簡単な問題ばかり出題された受験生の方が正解率は高くなる。これでは公平性が保たれません。
そのため、CBTの問題は作成された年に、新作問題として出題されます。

これは採点するためではなく、正答率を把握するためであり、次年度以降の採点にいかされます。
つまり、正答率が低く難しいと判定された問題は、配点が高い。
正答率が高く簡単と判定された問題は、配点が低いとイメージすればいいでしょう。

どうも、正答率が低すぎる問題はプール問題に採用されない傾向があるようです。
そのため、プール問題は比較的良問が多い(悪問はプール問題になりにくい)といえるでしょう。

新作問題 プール問題
採点されない 採点される
良問が多い 悪問も混ざっている

プール問題の総計

現在のところ15,000~20,000のプール問題が蓄積されているようです。
QBを1~4を行えば、おおよそ3200問解くことになるので、プール問題の10~20%を網羅できることになります。
実際は新作問題も含まれているため、おおよそ10%ほどは知っている問題がでる計算になります。
実際にテストを受けた感触もだいたいそんなものだったので、問題集をやる意義はそれなりにあるのではないでしょうか。

プール問題と新作問題の割合

CBTは1日かけて320問解く訳ですが、そのうちの新作問題は80問、プール問題は240問と推定されています。
解いている最中には、新作問題とプール問題の区別がわからないので、どんどん解いていくしかありません。
ただ、プール問題は過去に一定以上の正答率を確保した問題なので、難しい問題ほど新作問題である確率が高くなります。

  • 最終更新:2011-03-08 17:58:48

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